差別とは何か

生来の特質を理由に、本人の意に反して他人から(他人よりも)行動を制約されること。くらいだろうか? 宗教は生来の特質ではないが、これも含めて良いかな。

極端な思考実験をしてみよう。

事例1:黒人の犯罪率が高いので、白人専用車両を設け、黒人の乗車を禁ずる。

事例2:黒人への迫害が酷いので、黒人専用車両を設け、白人の乗車を禁ずる。

事例1は黒人への差別で、事例2は黒人の保護だ、というのは正しいだろうか?

事例1は弱者の行動を制約するから差別であり、事例2は強者の行動を制約するから差別ではなく弱者の保護だ、と言えるだろうか?

差別の受容=「制約される行動の程度を社会が受け入れる度合い」も社会のありようによって変わってくる。差別との闘いは、社会の有り様との闘いでもある。

曖昧な意識の重ね合わせの中から、程良い落とし所が見えてくるものではあるが、、、

放射能なんて時間がたてば消える

消えない化学物質の方が問題だと思うんだよね。

もっと問題なのは交通事故かな。速度リミッターとドライブレコーダーと緊急時自動ブレーキ搭載するだけで、死者半減すると思うんだけど、、、大した金も掛からないだろうに、、、規制しないよね。

原発には反対するのに、自動車の安全装置義務付けを訴えない人々は馬鹿なのではないか? 反対しやすい物に飛びついてるだけなのでは? 究極のリスクは死体の数でしか計れない。

労働規制を論ずるリベラルな方々は、、、

グローバル競争をどう考えているのか? 我々よりも安い賃金で長時間働く労働者との競争にさらされているのに、戦略なく労働者を保護すれば労働環境そのものが消失する。基本はサービス残業を徹底取り締まりすれば良い。残業させればカネが掛かる。それも目の玉飛び出る程のカネが掛かる、となれば生産性向上に向かって邁進するだろう。

そこで、残業時間と賃金未払いをごっちゃにするから話しが見えなくなる。サービス残業という語感がよくないかねえ。あれは賃金未払い。

スリーパーセルねぇ

まあ、否定はしないが大した事もあるまいよ。だいたい、スパイが真っ先に逃げ出すって。事ある際に、デマで目を曇らせないよう、常識力を鍛えていくんですな。組織的なテロでなければ、何とかするでしょう。

やってみたいこと、ボタンを押す

死刑執行のボタン。四つあって、四人で一斉に押すらしいじゃないですか? 誰が殺したか判らないように。そのうちの一つだけが、足下の床が抜けるスイッチになっている。配置はランダムに変わる。

本当かなあ? 配線を変える人は、誰が「スイッチを押したか」を知っている? それとも自動的に組み替えられる?

被害者の家族に押させるか、あるいはボタン押す権利を販売して、収益を被害者救済に充てれば良い。押したいヤツ、世の中に一杯いると思うんだよね。

そんなこと無い、と叫ぶ仮面こそ偽善というものだろう。諸国民の公正と信義に云々、というのと同じくらい偽善だ。

二重アゴの宗教家は信じられない

イヤ、その脂肪をアフリカの餓えた子供に送れよ。と無茶をいうつもりはありません。我々は日に三食食べて、雨露しのぐ屋根の下で暖かい布団に入って眠る訳だ。寄付は、、、しないね。毎日、遠くの空の下で大勢死んでるけど。遠くだからな。目の前で起こらなければ、まあ、気にならないレベル。

人は痛みを共有出来ないので、画面の中の貧困と飢餓はそれ以上でもそれ以下でも無い。これが今の人類の限界だ。共倒れを防ぐ安全機構という話しもある。