父の背中よ

息子の不始末を詫びる父の背中の哀しさよ。育てた責任、などというのは戯言だ。人間、15、6を過ぎれば自分の始末はつけねばならない。親が謝罪する必要など無いのだ。それでも、ご心配、ご迷惑を、と言葉を選ぶ父の、尚、子を想う心、いかばかりか。

囚われた二人をみても感情的になることは無いが、声を絞り出す老親の姿に初めて憤りを感じる、という人も多いのでは無いだろうか?

もし殺害が事実ならISISはせめて遺体を父親に返して欲しい。日本人がキレてしまう前に。

追記

写真を見る限り、クソコラグランプリに匹敵する雑な仕事の可能性も否定出来ないので、一縷の望みは捨てない。捨てないのだ。