大学生面接 概要

会社に勤めてウン十年フロントにいたので、今回初めて学生さんの面接をしたのは新鮮な驚きだった。来年4月採用の志望者、皆さん優秀でした。この日記にどれくらいの人が気付くか判らないけど、何かの参考に。

今回は事務系、営業系の採用ということで、いわゆる文系学科の学生さん。約20名と2日間で面談実施。一人当たり約25分。人事系の役職者とペアを組んで色々と質問します。

驚いたこと。

みんな、とは言いませんが7割くらいは留学、あるいは海外生活経験者。TOEICも800点とか900点とかのスコアが並びます。もちろん例外はあるけど。私の倍か、、、

受け応えもしっかりしています。相当に練習しているのでしょう。努力の跡が伺えます。もちろん例外もいました。天衣無縫というかノーガードで突っ込んでくるツワモノ。これはこれで印象強かったです。あとジェスチャーは煩いですね。理由が3つあります、とか言って指3本立てるのは、個人的には無駄、と思いました。

それぞれ個性があってみんな採用してあげたい。大きな会社なので、どこかしらで頑張ってもらえる場所がある、思いつく、のですが、悲しいかな面接は序列をつける場なので、どうしても無難な線に落ち着きます。

チームにはある程度バラエティに富んだ人材が必要です。部下にも言うのですが「バカだけど可愛がられるヤツ」が必要だし、これが敵にいるときは相当注意しなければいけません。

今回も何人かいました。序列では上にできませんでしたが、採用チームに申し送りしておきました。

履歴書見て、時間いっぱい雑談できるだけのネタがないとツライ。学祭の実行委員長やりました、という一点突破では、会話が続かないし序列の上には置けない。もちろん、採用したら教育もするし普通に活躍できると思うのですが、序列付けでは上に置けない。

これはもう、ご縁というしかない、と思います。弊社と今回ご縁が無かった学生さんも決して劣っている訳ではありません。優劣つけるというよりは、たまたまその日の面接官と縁ができるかどうか、を見ていると思ってください。

学生の皆さんが良いご縁に巡り合いますように。