許すかどうかは被害者の決めることだ

というのは一義的には正しいのだが、あえて、次代に責を負わせず、と言い放ったのは、被害者側が許すつもりは全くなさそうと見切ったからではないでしょうか。少なくとも中韓両国は歴史圧迫のテコを手放すつもりはなさそうです。

じゃあ、もういいよ、と。まあ、それはそれで、一つの見識ですので。謝罪を続けるべき、というのも一つの見識ですが。

閣議決定した談話は公式の非常に重いものであり、新しいスタートの基準点といって良い。読む人によっていろいろと捉えかたが異なるあいまいさは、今回談話の大きな武器と言えるだろう。なにせ字面通り読んだら反対できる所一つもないんだもの。