黒田バズーカ

最初はビックリするんですよ。ビックリはする。でもそれだけで、次が続かないと。

構造改革でも規制緩和でも良いが、選択肢が限られた中で、嘘でも良いからグランドデザインを描きつつロードマップを示さないと。

絶望しているのは、絵もショボいしスピードも無いからだ。過剰な弱者保護の見直し、がキーワードだろうと思っているのだが、手をつけられるか。既得権益の打破、と言い換えてもいいんだよ。護られて弱くなった者たちは死ね、ということだ。

もしかしたら、一番絶望しているのは、黒田総裁自身かもしれない。自信満々、笑顔を見せながら記者の質問に答えつつ、焦燥と僅かな絶望を隠して「これで最後だよ」と。

全てが終わった後、回顧録で「実はあの時は」とか言わないでね。