生活保護世帯の長男が独立したら、お役所から責められた

福祉事務所は「卒業後は世帯のために就労するよう指示してきた。長男が就労し、いずれ次男らも就労すれば世帯の自立につながるのに、自立から遠ざかる行為だ」と、厳しく指導する福祉事務所長名の文書(課長決裁)を出した。

以上読売新聞より引用、引用終わり

 

イヤイヤ、独立するだろう。こういう「指導」を出しちゃう役所のやばさ。子は扶助を期待されはするが、それを強制されるいわれも無い。人は自由だ。どこまでも自由であるべきだ。若者が一家を建てて社会に出ていく。そのとき、自分の親の面倒まで見られない。では、だれが見るべきか。それは社会の仕事だ。

では、社会がその面倒をみられないとしたら、、、極端な話ではあるが、それでも、親を見捨てる自由がある。ここでいう自由とは、もし見捨てた場合でも誰からも非難をうけない自由だ。

幸い、まだ、日本の社会は、面倒が見られない所まで追い込まれていない。時間の問題ではあるが、まだだ。